令和元年度 東部地域 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 766 154 140 205 502 612 1209 2467 1794 343
令和元年度のDPCデータに基づき、年齢階級別(10歳刻み)退院患者数を集計しております。
地域医療支援病院である当院は、地域医療の中核として年齢を問わず積極的に患者さんの紹介を受け入れ、質の高い医療を提供しています。今日の少子高齢化の流れを受け、全体の約7割が60歳以上に患者で占められており、70歳以上の患者さんで56.2%を占める状況です。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 副傷病なし 425 3.13 2.63 0.00 68.61
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 265 7.06 9.79 0.38 76.84
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 97 3.86 3.34 0.00 73.78
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 73 20.89 18.84 4.11 74.75
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 64 23.23 20.84 17.19 86.33
内科は消化器、呼吸器が中心です。消化器分野では、消化管(食道・胃・腸・肛門)・肝臓など幅広い臓器の領域の疾患を診療対象にしています。内視鏡診断、及び内視鏡治療(結腸ポリープ粘膜切除術、食道静脈瘤に対するEVL、胃・大腸早期癌・線腫などのEMR・ESD)に加えて、胃癌・大腸癌の化学療法やB型肝炎、C型肝炎に対する抗ウイルス治療も行っています。また、呼吸器分野では、肺炎、喘息、COPD、慢性呼吸不全の治療を行っています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 副傷病なし 128 4.98 6.19 0.78 0.98
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 副傷病なし 60 5.08 6.64 0.00 3.70
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 56 3.36 5.39 0.00 4.25
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 35 5.14 5.69 0.00 4.80
150040xxxxx0xx 熱性けいれん 手術・処置等2なし 35 2.83 3.81 0.00 2.23
小児科は地域の中核となる二次医療、365日24時間体制の救急医療を重点項目として診療を行っています。主な入院疾患は、気管支炎や喘息、肺炎などの呼吸器疾患が多く、ウイルス性の急性腸炎などの消化器疾患、熱性けいれんと続きます。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060035xx99x60x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等26あり 副傷病なし 137 4.01 4.40 0.00 71.29
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 副傷病なし 129 3.05 2.63 0.00 71.57
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 114 4.75 4.85 0.00 70.77
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 111 6.34 6.37 0.00 62.16
060040xx99x60x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等26あり 副傷病なし 103 4.02 4.36 0.00 68.27
外科の主な対象疾患は食道・胃・大腸などの消化管ならびに肝臓・胆道・膵臓などの消化器外科疾患及びヘルニアなどの一般外科疾患です。治療は外科手術が中心で、最近では腹腔鏡下手術や内視鏡的粘膜切除術などの低侵襲手技も積極的に行っています。
手術症例では、悪性では大腸癌、胃癌が多くを占めていますが、膵癌・胆道癌・肝癌なども増加傾向にあります。一方、初診時切除不能の進行癌症例や当院での術後再発症例に対しては、ガイドラインに準じた点滴による化学療法も併せて行っています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 71 29.59 25.94 67.61 81.45
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 副傷病なし 28 24.96 19.40 50.00 79.14
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 20 19.85 21.53 30.00 71.45
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2なし 17 37.00 20.93 35.29 76.59
160700xx97xx0x 鎖骨・肩甲骨の骨折 手術あり 副傷病なし 17 4.71 5.94 0.00 53.12
整形外科では、スポーツ傷害や交通外傷、労働災害などに代表される打撲、捻挫、骨折などの外傷は勿論のこと、変形性変化を伴う加齢疾患、骨粗鬆症、関節リウマチ、痛風など、若年時から老年まで幅広い患者層に対応しております。主に脊椎脊髄病(椎間板ヘルニア、化膿性脊椎炎、癌の脊椎転移、成人脊柱変形、脊椎椎体骨折、脊椎脊髄外傷、腰部脊柱管狭窄症など)に対して侵襲の大きい手術ではなく、可能な限り背部の筋肉を傷つけない最小侵襲脊椎手術(MIS)を柱に治療をおこなっております。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 36 18.92 16.13 19.44 70.78
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 19 23.21 9.67 15.79 80.37
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 16 7.38 5.01 6.25 72.56
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 13 10.15 7.34 7.69 68.77
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 11 3.00 3.01 0.00 65.45
脳神経外科の特徴とする治療としては、血管内治療と認知症精査があります。血管内治療は、脳動脈瘤コイリング、脳動静脈奇形塞栓術、頚動脈ステント術等があり、専門医と共に施行しています。認知症精査については、近年の高齢化社会による認知症の増加とともに、認知症の診断、治療の必要性が増しています。当院では、放射線科医師とタイアップし、VSRAD(MRA)、IMP検査(isotope検査)、DATスキャン、MIBGシンチグラフィー等を駆使して、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、パーキンソン病等の鑑別診断を施行しています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 306 2.98 2.78 0.00 77.02
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眼科では、白内障に対する手術である水晶体再建術(眼内レンズ挿入)を数多く行っており、硝子体疾患に対する硝子体切除術も行っております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 171 7.48 7.07 1.17 75.88
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 副傷病なし 130 2.02 2.49 0.00 71.87
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 43 10.05 12.58 2.33 73.47
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 手術・処置等1なし 副傷病なし 38 5.39 5.61 2.63 66.00
110420xx02xx0x 水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等 副傷病なし 27 3.56 4.22 0.00 75.96
泌尿器科での主な疾患の内訳は、膀胱の腫瘍・悪性腫瘍が最も多く171例、次に前立腺の悪性腫瘍が130例で、尿路感染症、上部尿路疾患、水腎症等の症例が続いています。また、前立腺生検(多箇所生検)は一泊入院のうえ腰椎麻酔科あるいは局所麻酔で行っています。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 77 8.66 8.65 0.00 72.22
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等25あり 副傷病なし 76 3.37 4.39 0.00 67.96
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 74 6.58 6.09 0.00 46.66
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2なし 65 2.94 3.13 0.00 38.18
120220xx01xxxx 女性性器のポリープ 子宮全摘術等 53 2.13 2.90 0.00 41.19
診療内容は産科を除く婦人科領域で、良性・悪性腫瘍、性器脱などの疾患が大半を占めています。最近の傾向として、若年者の子宮頚部病変が増加しており、妊孕性温存の立場から、レーザー光線を使用した治療を積極的に行っています。良性疾患に対しては、腹腔鏡下手術が増加傾向にあり、悪性腫瘍に対しては日本婦人科腫瘍学会ガイドラインに基づいた標準治療を行っています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 131 3.07 3.01 0.00 72.54
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 93 4.17 4.40 0.00 69.44
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 77 14.74 17.71 7.79 82.70
050130xx9910xx 心不全 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 35 16.23 15.15 5.71 69.09
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 34 11.68 12.37 2.94 70.76
循環器内科で最も多い症例は、虚血性心疾患、心不全の占める割合が多いというのが例年の傾向です。 令和元年度の年間心臓カテーテル検査総数は389件 で、基本的に2泊3日の入院として橈骨動脈穿刺法にて行っており、患者の苦痛を少なくするように考慮しています。
PCI件数は151件 で、当科ではPCIの際にIVUS(血管内超音波検査)を行い、至適サイズのカテーテル、ステントを用いることで安全にPCIを行うように努めています。
また当院は、東京都CCUネットワークの1施設として活動しており、都民の心臓救急医療体制としての役割を果たしています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 25 29 52 - 77 13 1 7,8
大腸癌 17 65 65 265 221 50 1 7,8
乳癌 - - - - - - 1 8
肺癌 - - 10 66 110 29 1 7,8
肝癌 - - - - 58 35 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大癌(胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌)の初発(stageⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、不明)再発、病期分類、版数について示しています。UICCとは、がんの進行度を判定する基準として国際的に活用されている国際対がん連合(UICC)採用のがんの分類方法となっています。
当院で、特色ある医療として「がん医療」を掲げており、地域の医療機関から患者さんの紹介を積極的に受けいれております。特に、消化器系(胃・大腸)のがんに対する内視鏡医療は、従来の外科的手術に比べ、患者への負担が少ないことから、患者ニーズも高くなっています。また、抗癌剤によるがん化学療法も平成30年度に化学療法室を拡張、整備するなど充実を図り、積極的に行っています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 24 10.04 59.50
中等症 146 15.21 76.41
重症 47 18.85 84.04
超重症 - - -
不明 - - -
成人(20歳以上)の肺炎患者様について、重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を集計しています。重症度別の患者数では、「中等度」が最も多く、ついで「重症」が多くなっています。一般に重症度が上がるほど患者の平均年齢は上がり、平均在院日数は長くなる傾向があります。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 60 23.47 73.80 14.81
その他 21 25.52 77.24 9.88
令和元年度において、「脳梗塞」と診断された患者の7割が発症3日以内の患者さんでした。ほとんどの患者さんは、発症当日に救急搬送されるか、地域の医療機関からの紹介で当院を受診します。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 384 1.19 1.21 0.00 69.20
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 140 2.85 8.39 3.57 77.28
K6852 内視鏡的胆道結石除去術(その他) 89 1.09 2.99 1.12 76.89
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 62 1.00 1.31 0.00 66.65
K6851 内視鏡的胆道結石除去術(胆道砕石術を伴うもの) 52 1.67 6.54 1.92 79.96
内視鏡的大腸ポリープ粘膜切除術の症例を多く行っています。ポリペクトミー目的の2泊3日が典型的な症例となります。
胆道疾患や膵臓疾患に対して内視鏡的胆道ステント留置術の症例数が次いで多くなっています。これは様々な病態で狭窄した胆道にチューブを通して拡張し、胆汁の流れを良くする手術です。この手術は、胆石症に対する内視鏡的胆道結石除去術などの他の手術の前段階として行われることも多く、術後日数が長くなる傾向にあります。
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7151 腸重積症整復術(非観血的なもの) 11 0.64 2.09 9.09 1.91
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腸重積症整復術をはじめ、症例に対応した治療を行っています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 鼠径ヘルニア手術 147 1.48 1.85 0.00 54.03
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 137 1.54 4.36 0.00 62.00
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 122 1.11 1.05 0.00 71.40
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 69 4.62 14.22 0.00 73.75
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈,静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) 53 1.28 2.72 0.00 71.58
手術件数は、ヘルニア手術、腹腔鏡下胆嚢摘出術、内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術の順となっています。ヘルニア手術は鼠径ヘルニアに対して行われるもので、当院においては3泊4日での入院・手術が通例となります。胆嚢炎や胆石症などの胆嚢疾患に対して腹腔鏡下胆嚢摘出術も数多くの症例を行っています。急性胆嚢炎を発症された患者さんは、まず内科的な治療で炎症を改善させて一旦退院し、改めて外科に手術目的で再入院するケースが典型的です。この手術では腹腔鏡視下で行われ、患者さんの負担をできるだけ小さくするよう努めています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) 58 4.55 21.14 56.90 78.03
K0462 骨折観血的手術(前腕,下腿,手舟状骨) 37 3.81 11.41 13.51 55.05
K0821 人工関節置換術(肩,股,膝) 33 2.45 19.03 39.39 73.58
K0463 骨折観血的手術(鎖骨,膝蓋骨,手(舟状骨を除く),足,指(手,足)その他) 28 1.68 3.68 7.14 50.11
K0811 人工骨頭挿入術(肩,股) 21 5.33 21.48 71.43 83.24
骨折手術の件数が多く、中でも大腿骨の症例数が多いのが特徴的です。この症例の患者さんは高齢者が多く、手術後もリハビリ目的で転院するケースも多いです。
内視鏡下椎間板摘出術は、内視鏡下で行うことにより皮膚切開の範囲は短く、手術侵襲は小さく、術後の痛みも軽くなるため、患者の負担が小さいという利点がある手術です。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 22 5.50 22.18 18.18 81.14
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慢性硬膜下血腫は、外傷などにより数週間から数カ月後に硬膜にできた血腫により脳が圧迫されて、頭痛や運動麻痺、認知症該当が発生し発見されることが多く、脳の萎縮がみられる高齢者に多い疾患です。この疾患に対し頭蓋から血腫を洗浄・除去する手術の症例が当院では多いです。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 305 0.97 1.00 0.00 77.00
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眼科では、白内障に対する手術である水晶体再建術(眼内レンズ挿入)を数多く行っており、硝子体疾患に対する硝子体切除術も行っております。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 170 1.09 5.36 1.18 75.85
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 64 0.38 4.67 0.00 74.77
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 37 0.70 3.57 2.70 66.49
K8411 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用) 23 1.30 7.57 0.00 76.39
K7981 膀胱結石,異物摘出術(経尿道的手術) 17 0.94 3.41 0.00 74.71
泌尿器科の主な手術の内訳は、内視鏡による経尿道的膀胱悪性腫瘍手術が170件と多く、次いで経尿道的尿管ステント留置術が64件、経尿道的尿路結石除去術が37件、経尿道的前立腺手術が23件、膀胱結石等の経尿道的手術が17件となっています。
開腹手術もなるべく小さな創で手術を施行し、患者の侵襲を小さくするよう心がけています。

婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 61 1.00 5.77 0.00 48.20
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 57 0.95 4.47 0.00 39.05
K8654 子宮脱手術(腟壁形成手術及び子宮全摘術)(腟式、腹式) 49 1.22 7.31 0.00 73.24
K872-3 子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術,子宮内膜ポリープ切除術 47 0.94 0.19 0.00 41.02
K877 子宮全摘術 45 1.02 7.20 0.00 47.29
婦人科の主な手術の内訳は、腹腔鏡下子宮全摘術が61件となっており、次いで子宮附属器腫瘍摘出術(両側)57件、子宮脱手術49件、子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術が47件、子宮全摘術が45件となっております。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 87 1.60 3.29 1.15 70.71
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 27 0.22 14.15 7.41 72.81
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他) 17 2.12 2.00 0.00 69.06
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 13 1.62 8.46 0.00 82.00
K597-2 ペースメーカー交換術 13 1.00 2.00 0.00 84.31
狭心症、心筋梗塞の患者さんへの経皮的冠動脈ステント留置術が多く、急性期の心血管疾患への対応ができていると思われます。経皮的冠動脈形成術やペースメーカー移植術、交換術も行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 11 0.13
180010 敗血症 同一 - -
異なる 11 0.13
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 11 0.13
異なる - -
手術・処置などの合併症にあたるものとして、感染症および合併症の発生率を示したものです。播種性血管内凝固症候群(DIC)・敗血症・真菌感染症はいずれも感染症、悪性腫瘍等に合併することが多い疾患です。
厚生労働省による平成29年度のDPC対象病院全国平均は、播種性血管内凝固症候群(DIC)「0.15%」、敗血症は「0.57%」、その他の真菌症「0.04%」、手術・処置等の合併症「0.76%」となっており、当院では、すべて全国平均以下であります。
手術や処置を実施するにあたり、合併症を起こさないように細心の注意を払って施行しています。しかし、患者さんの要因等も含めてゼロにはできず、出血、感染、縫合不全、膿瘍形成等の合併症はどうしても一定の確率で起こり得ます。臨床上ゼロにはなりえないものですが、少しでも改善できるよう努めてまいります。
更新履歴
2020/9/15
令和元年度「病院情報の公表」を掲載しました。