C型肝炎・C型肝硬変

C型肝炎は血液を媒介に感染を起こし、多くが慢性化して肝炎から肝硬変に進展します。感染の経路は輸血、注射、性交渉などが多く、母子感染は少ないと考えられています。80%が慢性化して肝硬変となり、肝細胞癌を発症します。肝硬変も肝予備能が悪くなると黄疸、腹水が生じます。C型肝炎は肝硬変になると発癌のリスクが高くなるため、6ヶ月に1回、血液検査、画像検査が推奨され、肝硬変では3ヶ月毎の検査が必要です。今日、C型肝炎撲滅のため積極的な治療が行われています。国からの助成金もあり、だれでも治療を受けることができるようになりました。
治療はHCV遺伝子型と血中HCV量により、インターフェロン単独治療、リバビリン併用インターフェロン治療、テラプレビル・リバビリン・インターフェロン3剤併用療法、経口治療の組み合わせで完治を目指しています。3剤併用療法により遺伝子型I型/高ウイルス量の肝炎も70%の症例で著効がみられています。最近はインターフェロンを使用せず、経口2剤で治療が可能になっており、今後も新薬の臨床試験が進み、新たな薬剤が使えるようになっています。